高橋博之公認会計士・税理士事務所こうしきブログ

筑西市で会計事務所を経営しながら、中小企業の経営者に有益な情報をお伝えしていきます。

捨てられる銀行【23日目】

 

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センセーショナルなタイトルですが、2016年5月に発売された本の題名です。

森信親金融庁長官が異例の3年目に突入することに決まりました。(中央官庁のトップの任期は、通常は1年で長くても2年です。)

銀行が恐れる森信親金融庁長官の考え方を知りたくて、この本を手に取ってみました。

 

考え方をざっくり紹介すると…

・企業の価値向上、経済の持続的成長と地方創生に貢献する金融業の実現を目指している。

・『銀行の持続可能性』や『銀行の健全性』と、常に金融機関を磨くことだけを、金融庁は問うてきたが、今回の行政方針は大きく踏み込み『銀行の先にいる地域の企業や経済の成長こそが最も大事だ』と宣言したに他ならない。

不良債権処理さえ確実にしていれば金融庁に睨まれずに済むという単純な地銀経営は完全に終わった。

地方銀行は、顧客本位の営業とは無縁の飽くなき貸出規模の拡大と低金利での貸出競争に明け暮れるのではなく、地元企業の苦境や人口減の末路に目を向けるべきである。

と言ったところでしょうか。

一言でいうと、「もっと地域貢献しなさいっ!」ということです。

 

中小企業の経営者が、銀行と長期的にお付き合いしていく際に、とても参考になりますので、是非ご一読をお勧めいたします。