高橋博之公認会計士・税理士事務所こうしきブログ

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相続税申告書の添付書類が改正されました【31日目】

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相続税申告書の添付書類が改正されました。

今までは、『「戸籍の謄本」で被相続人の全ての相続人を明らかにするもの』原本を提出する必要がありました。

しかし、平成30年4月1日以後に提出する相続税申告については以下のものが追加して認められるようになりました。

図形式の「法定相続情報一覧図の写し」(子の続柄が、実子又は養子のいずれであるかがわかるように記載されたものに限ります。)

 

この書類は平成29年5月から認められている『法定相続情報制度』に基づく証明書類であり、相続関係図を明らかにするものです。

銀行保険会社に対して相続手続きを行う場合に、「戸籍の謄本」の代わりに「法定相続情報一覧図の写し」を提出すれば足りるようになったため、手続きが簡素化されました。

しかし、税務署相続税申告書を提出する際には、従来の「戸籍の謄本」が要求されるという状況に変化がありませんでした。

いわゆる法務省財務省の縦割り行政ってやつですかね。

ようやく「法定相続情報一覧図の写し」で認められるようになりました。

 

さらに、今までは「戸籍の謄本」の原本の提出が必要でしたが、改正によって「戸籍の謄本」又は「法定相続情報一覧図の写し」のコピーでも構わないとのことです。

「戸籍の謄本」などの相続関係書類を収集するための費用も手間もかかることから、かなり良心的な改正なんじゃないかと評価しております。

 

ただし、贈与税申告書に添付する際の相続関係図を明らかにする証明書は、「法定相続情報一覧図の写し」ではなく、従来通り「戸籍の謄本」ですので、ご注意下さい。

国税庁リーフレットは掲載しておきますので、詳しくはそちらをご参照ください。

 

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