高橋博之公認会計士・税理士事務所こうしきブログ

筑西市で会計事務所を経営しながら、中小企業の経営者に有益な情報をお伝えしていきます。

『値決めは経営』【32日目】

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私が敬愛する稲森和夫氏(京セラ・KDDI創業者、JAL名誉会長)の言葉です。

稲森和夫OFFICIAL SITEによると、『値決めは経営』という言葉について、以下のように、説明がされております。

引用いたします。

「経営の死命を制するのは値決めです。値決めにあたっては、利幅を少なくして大量に売るのか、それとも少量であっても利幅を多く取るのか、その価格決定は無段階でいくらでもあるといえます。

どれほどの利幅を取ったときに、どれだけの量が売れるのか、またどれだけの利益が出るのかということを予測するのは非常に難しいことですが、自分の製品の価値を正確に認識したうえで、量と利幅との積が極大値になる一点を求めることです。」

 

自分の製品の価値を正確に認識」について、掘り下げてみると、2つの意味があると思います。

まず、1つ目の価値は、製品やサービスを提供するにあたって、どれだけの原価がかかったのかという供給者側の価値

そして、2つ目の価値は、製品やサービスを買うにあたって、いくらなら払っていいのかという需要者側の価値

 

値決めを行う場合、価格は少なくとも供給者側の価値以上に設定する必要があります。

そうしないと、製品を作れば作るほど、売れば売るほど赤字になってしまうという状況になります。

一方で、需要者側の価値より価格が高いと、世の中に唯一無二のものでない限り、製品やサービスは売れなくなります。

競合他社や代替品の価格や品質を横目で見ながら、自社の製品の市場価値を見極める必要があります。

 

需要がある社会から求められている)製品やサービスを開発し、さらに、その価値を高めるために経営努力を行う。

市場での価値が高まったら価格改定値上げ)を行うプロセスを繰り返していくことが、中小企業の発展のために重要だと思います。