高橋博之公認会計士・税理士事務所こうしきブログ

筑西市で会計事務所を経営しながら、中小企業の経営者に有益な情報をお伝えしていきます。

三代目イノベーション【42日目】

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本日は、定期購読している『日経トップリーダー(2018年8月号)』の特集記事~三代目イノベーション~をご紹介したいと思います。

 

家業は三代で終わる」などと言われるように、会社を三代以上持続させることは容易なことではないですよね。

原因としては、創業者が自由な発想で築き上げたビジネスモデルの勝ちパターンは、二代目までは過去の余勢もあってある程度、通用するかもしれないが、三代目の頃になると時代が変わり、従来のビジネスモデルでは立ちなくなる傾向があるということが指摘されています。

 

同誌では、『三代目が直面する難題』と、『難題をチャンスに変える』にはどうしたら良いかかという視点について言及されています。

①『創業理念の希薄化』→『創業理念を再定義する機会に

②『職住乖離で先代から学べず』→『“気兼ねない経営”の発想ができる

③『“生き字引”の減少』→『社員の総入れ替えが可能に

④『恵まれた環境でぬるま湯化』→『豊富な有形・無形資産と捉え直す

⑤『血縁・地縁の圧力が高まる』→『脱・親族経営への転換の機会に

 

私も職業柄、クライアントの事業承継には少なからず関わることがあります。

その場合に、後継者が直面する最も困難な難題は、先代経営者の“おせっかい”です。

端的にいうと、社長交代したにも関わらず、実質的な経営権を譲っていないということです。

後継者「売上を伸ばすために、新たに〇〇という取組みをしたらどうでしょうか?」

先代経営者「〇〇は他の会社も手を付けていないし、失敗するかもしれないからやめておこう。」

みたいな感じですね。

失敗を恐れていたら、業績を好転させるようなイノベーションは絶対に起こらないです。

事業承継で最も大切なことは、後継者に会社の未来を一任するという『覚悟』を持つことなんだと思います。