高橋博之公認会計士・税理士事務所こうしきブログ

筑西市で会計事務所を経営しながら、中小企業の経営者に有益な情報をお伝えしていきます。

ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則 ④【53日目】

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今週は、クライアントにご不幸があり、告別式に出席してまいりました。

用意された座席に座れないほど多くの方が参列されており、故人が地域の皆様から慕われていたことが、しみじみと感じられました。

ご冥福を心からお祈り申し上げます。

 

今回は、前回の続きで『ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則』の③最後には必ず勝つ(厳しい現実を直視する)について見ていきたいと思います。

 

・偉大な実績に飛躍した企業はすべて、偉大さへの道を発見する過程の第一歩として、自分がおかれている現実のなかでもっとも厳しい事実を直視している。

自社がおかれている状況の真実を把握しようと、真摯に懸命に取り組めば、正しい決定が自明になることが少なくない。厳しい現実を直視する姿勢を貫いていなければ、正しい決定をくだすのは不可能である。

・偉大な企業に飛躍するためにまず行うべき点は、上司が意見を聞く機会、そして究極的には真実に耳を傾ける機会が十分にある企業文化を作り上げることである。

・飛躍した企業は、比較対象企業と変わらぬほど逆境にぶつかったが、逆境への対応の仕方が違っている。厳しい現実に真っ向から取り組んでいる。この結果、逆境を通り抜けた後にさらに強くなっている。

・偉大さへの飛躍を導く姿勢のカギは、どれほどの困難にぶつかっても、最後には必ず勝つという確信を失ってはならないことである。そして同時に、自分がおかれている現実のなかでもっとも厳しい事実を直視しなければならない。

・カリスマ性は強みになると同時に、弱みにもなりうる。経営者が強い個性をもっているとき、部下が厳しい現実を報告しなくなりかねない

・リーダーシップはビジョンだけを出発点とするものではない。人びとが厳しい現実を直視し、その意味を考えて行動するよう促すことを出発点とする。

・従業員や幹部の動機付けに努力するのは、時間の無駄である。ほんとうの問題は「どうすれば従業員の意欲を引き出せるか」ではない。適切な人たちがバスに乗っていれば、全員が意欲をもっている。問題は、人びとの意欲を挫かないようにするにはどうすればいいのかである。そして、厳しい現実を無視するのは、やる気をなくさせる行動のなかでもとくに打撃が大きいものだ。

  

中小企業の経営者が、経営のみに専念できる環境にあることは稀であると思います。

営業はもとより、従業員と同じような現場の作業、そして会計・給与事務などバックオフィス業務もこなさなければならないことでしょう。

そのように忙しく働いている経営者は、自らが会社に不在であるとき、会社で何が起きているのか?自社がおかれている状況の真実は何なのか?について真摯に懸命に取り組む必要があります。

真実を把握するするためのキーポイントは、現場で働いている人びとからの意見に耳を傾けることだと思います。

  

happy-manegement.hatenablog.com

 でこのように投稿しました。

スターバックスのCEOに就任したとき、私が「これだけは絶対に強化したい」と決めていたことの中に、お店を訪問すること、がありました。本社からの目が現場に向かわないとどうなるのか。現場が動かなくなるのです。

現場に与えられている権限は限られます。組織の中では、現場は弱い立場に置かれていることが多い。リーダーというものは、そういうところにこそ、目を向けなければいけないと私は強く思っていたのです。現場、そして弱い人たちを大事にする。”

 

経営者よりも現場で働いている人びとの方が、自社の厳しい現実を知っているのかもしれません。

 

ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則

ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則